導入や運用に関してよくある質問
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SiteGuard Proxy Edition(ゲートウェイ型)について、ウェブサーバーと共存(同一サーバー上)させて利用することは可能ですか。
可能です。SiteGuard Proxy Editionはソフトウェア製品のため、ウェブサーバーと共存させることができます。プロキシでなくウェブサーバーのモジュールとして動作させる場合は、SiteGuard Server Edition(ホスト型)が有効です。
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SiteGuard Server Edition(ホスト型)をプロキシ構成で利用することはできますか。
Apache/Nginx版であれば可能です。ライセンスは「SiteGuard Server Edition プロキシライセンス」が適用となります。
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SiteGuard Server Edition(ホスト型)を複数台導入する場合、サーバー毎に設定は必要ですか。
設定のバックアップ・リストア機能を活用いただけます。同一設定の場合、1台目の環境で設定を行い、あとはバックアップ・リストアの機能で、他の環境に複製することができます。設定配信機能を使うことで、1台の親サーバーから他のサーバーへトラステッド・シグネチャやカスタム・シグネチャの設定を配信することも可能です。
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HTTPS(SSL)通信に対応していますか。
SiteGuard Server Editionはウェブサーバーのモジュールとして動作する性質上、HTTPS通信を考慮することなくHTTP/HTTPS通信ともに検査できます。SiteGuard Proxy EditionにはHTTPS処理の機能を実装していないため、HTTPS通信が終端した後に設置いただく必要があります。
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保護対象のウェブサーバーの種類に制限はありますか。
ウェブサーバーのモジュールとして動作するSiteGuard Server Editionには制限があり、現在Apache/Nginx/IISに対応しています。ゲートウェイ型のSiteGuard Proxy Editionに制限はありません。
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バーチャルホスト環境で導入できますか。
可能です。SiteGuard Server Editionはウェブサーバーのモジュールとして動作する性質上、ドメイン数などを意識することなく、バーチャルホスト環境でご利用いただけます。ゲートウェイ型のSiteGuard Proxy Editionも保護対象のウェブサーバー環境を選ばずに導入できるため、バーチャルホスト環境のウェブサーバーを保護することができます(SiteGuard Proxy Editionのマルチインスタンス機能により、ドメイン毎などに設定を分ける場合は上限20インスタンスまで)。
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複数サイトがあります。WAFで保護するサイトと保護しないサイトを分けることは可能ですか。
可能です。検査除外用のルールを作成することで、保護しないサイトを設定することができます。SiteGuard Proxy Edition(ゲートウェイ型)の場合、マルチインスタンス機能を用いて複数インスタンスを作成することで、サイト毎により細かなポリシーを適用することもできます。
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導入作業は自社でできるレベルですか。ベンダさんにお願いした方がよいでしょうか。
ご判断いただく上では、事前に評価版でお試しいただくことを推奨していますが、SiteGuardシリーズは使いやすさを重視した設計となっており、自社で導入・運用をされているケースがほとんどです。当社の導入・運用支援サービスをご希望の際は、プロフェッショナルサービスをご提供しておりますのでご検討ください。
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バージョンアップはどのように行いますか。
お客様専用ダウンロードサイトから提供する最新版パッケージを用いて手動更新いただきます。既存の設定は継承されます。
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バージョンアップは無償ですか。
サポート契約期間内であれば無償で可能です。
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サポートバージョンのライフサイクルポリシーを教えてください。
SiteGuardシリーズのライフサイクルポリシーは「新バージョンがリリースされた場合、前バージョンは新バージョンのリリース日から””24ヶ月後””に製品サポートを終了」です。現在のサポートバージョン情報についてもご確認ください。
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サポート契約を更新した際に何か作業は発生しますか。
ご契約更新時に製品側での作業は必要ありません。ご契約上の手続きのみとなり、ライセンス情報等の製品に設定する情報にも変更はありません。
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