2008年12月10日
さくらインターネット株式会社(東証マザーズ:3778)
株式会社ジェイピー・セキュア
国内初、さくらインターネットがホスティング向けセキュリティ対策に「SiteGuard」を採用
国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)と純国産のウェブアプリケーションファイアウォール(以下、WAF)を開発・提供する株式会社ジェイピー・セキュア(本社:川崎市川崎区、代表取締役:菅原修、以下、JP-Secure)は、さくらインターネットが提供するホスティングサービス向けに、シグネチャ型WAF製品である「SiteGuard(サイトガード)」を採用することを発表いたします。
さくらインターネットは、国内有数の共用および専用のホスティングサービスを展開しており、今回の「SiteGuard」の採用により、ホスティングの利用者が自身で運用するサイトのウェブアプリケーションに、ポリシー策定などの煩雑な作業を実施することなく、容易にセキュリティ対策を施すことが可能になります。
昨今、SQLインジェクションといった手法をはじめとした、ウェブアプリケーションの脆弱性を悪用した事件が急増しており、ウェブアプリケーションのセキュリティ対策が重要視されています。 サーバーをレンタルするホスティングサービスにおいても例外ではありません。しかしながら、従来のWAFはウェブサーバー(ドメイン)個別にホワイトリストを設計・作成する必要があったため、特に共用ホスティングサービスでのWAF機能の提供は難しいと考えられてきました。「SiteGuard」は、シグネチャ(定義ファイル)のみで防御を可能とする製品であり、アンチウィルスゲートウェイ並みの手軽さで、ホスティングサービスにおける複数のウェブサーバー(ドメイン)へWAF機能の提供を実現します。
この度、さくらインターネットは自社で展開するホスティングサービスに国内のホスティングサービスでは始めてJP-Secureの「SiteGuard」採用し、WAF機能を標準搭載した業界で最もセキュアなサービスを利用者向けに順次提供開始する予定です。尚、「SiteGuard」の特長は以下をご覧ください。
「SiteGuard」の特長
1.業界初のウェブアプリケーションレイヤー トラステッド・シグネチャを標準搭載
「SiteGuard」は、国内屈指のネットワーク・セキュリティの専門家によってチューニングされた、高速で高品質のトラステッド・シグネチャを標準搭載。多重防御機能と併用して、既知の攻撃の97%(自社調べ)を防御します。
2.柔軟かつシンプルに、スムーズスタート&らくらく運用
「SiteGuard」はポリシー策定することなく導入でき、トラステッド・シグネチャの自動更新により導入・運用負荷を大幅削減。また、ソフトウェアならではのネットワーク構成への柔軟な対応も可能です。
3.Made in Japan 完全国産の安心感
日本のウェブ文化を熟知した完全国産製品「SiteGuard」は、管理画面、マニュアル、サポート等の日本語対応は勿論のこと、ユーザーの安心感と満足感を倍増させます。
【さくらインターネット株式会社について】(http://www.sakura.ad.jp/) さくらインターネットは、大容量・高速バックボーンと自社運営のデータセンターを所有するインターネットサービス事業者です。高品質かつコストパフォーマンスの高いレンタル サーバーなどのホスティングサービスや、サーバーを預かりインターネット回線へ接続するハウジングサービスを提供。優れたトラフィック配信能力からブログやSNS、動画共有サイトなどアクセスの多い人気コンテンツ事業者から支持を受け、約10%のインターネットアクセスシェアを記録しています。■会社概要 本 社:大阪府大阪市中央区南本町1丁目8番14号 設 立:1999年8月17日 資本金:8億9530万円 従業員:153名 |