サーバー移行時のライセンスについて
2020.07.16 株式会社ジェイピー・セキュア
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2020.07.16 株式会社ジェイピー・セキュア
近年、Webサイトを対象にしたサイバー攻撃の増加により多くの運営者がその危険性を認識していることから、Webサイトのセキュリティを強化するWAF市場が拡大しています。
本稿では、JP-Secureが提供するホスト型WAF「SiteGuard Server Edition」について、リプレースなどにおけるサーバー移行時のライセンスの考え方について説明します。
SiteGuard Server Editionは、Apache/Nginx/IISのモジュールとして動作するホスト型のWAFです。攻撃パターンを定義したシグネチャをもとにHTTP/HTTPSのリクエストを検査するシグネチャ検査機能を主としています。
ウェブサーバー上にインストールして利用しますので、各サーバー毎にインストールする必要がありますが、最もシンプルな構成で、ネットワークの変更が不要であるという利点があります。
製品詳細:ホスト型WAF「SiteGuard Server Edition」
SiteGuard Server Editionは、製品をインストールするOS数でライセンスをカウントします。そのため、ウェブサーバー上にインストールするServer Editionのライセンスは、必然的にウェブサーバー数とライセンス数がイコールとなります。
新規および更新価格の詳細は、価格情報を参照してください。新規価格が50%OFFとなるアカデミック価格もご用意しています。
通常、Server EditionのライセンスはOS数をカウントして適用しますが、ApacheやNginxで構成したリバースプロキシがすでに存在しているなど、リバースプロキシ上にWAFを導入した方が効率が良いケースも考えられます。このようなケースでは、Server Editionのプロキシライセンスをご提供しています。プロキシライセンスは、構成や保護対象のウェブサーバー数などをもとに個別見積でライセンス価格を提示させていただいております。プロキシライセンスも製品をインストールするOS数でライセンスをカウントする点は同じですが、対象はWAFを導入するリバースプロキシの数となります。
一例となりますが、負荷分散・冗長構成でリバースプロキシが2台稼働していて、この2台のリバースプロキシにServer Editionをインストールするという場合は、ライセンス数「2」となります。
ご予算や用途に応じ、柔軟に対応いたしますのでプロキシライセンスをご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
現在、SiteGuard Server Editionをご利用中で、今後サーバー移行を計画されているお客様向けに、その際のライセンスポリシーについてご説明します。
通常、サーバー移行においては、本番運用に入る前に仮運用期間を設定されることが一般的だと思います。仮運用期間では、新・旧両サーバーが一時的に並行して稼働します。SiteGuard Server Editionライセンスポリシーでは、この期間を考慮し、「30日以内」の並行利用を許諾しています。よって、30日以内であれば、お客様は追加ライセンスを購入することなく、同一のシリアルキーを使用してスムーズにサーバー移行を進めることができます。
一方、仮運用期間が30日を超えて長期に渡る場合には、ご利用期間に応じた月額ライセンスが必要となりますので、弊社または購入元のパートナーへご相談ください。
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